いやな予感

問題のない出血と診断され薬も入れてもらい、一旦は収まったように見えた。

 

 

受診の際、医師からは安静にするようにとの説明もなく

問題ないと言われたことですっかり安心して普段通り活動したが、

出血はその日以降も続き、その量も少しずつ増えていった。

また、それまでの出血と同じようで違った。

何がどのように、というのは正直うまく説明できない。

ただ、これは絶対何かが違うと直感でそう思ったのだ。

出血の量が増えるだけでなく、トイレでついでに拭いてその紙を見る都度

少しずつ色が鮮やかになっているように見えた。

また、生理前に感じるような腰痛や骨盤周りの不快感、痛みを

かすかに感じるようになった。

なんとなく、どことなく嫌な予感が募った結果、ある日の夜は眠れなかった。

この嫌な予感を払拭したく、翌日朝いちばんに会社に電話し、

状況を説明して欠勤し、急きょ受診した。