検診2回目

その後、上司に状況を説明し、前回診察の1週間後に再診。

 

 

 

胎のうの隅に白い個体、一部がちかちか点滅しているのがわかった。

胎芽とその心拍が確認できたのだ。

胎芽の大きさは2mm強、大きさからすると5週相当。

ただ、周期から計算すると7週くらいのはずが成長が遅いということで

当面週1回、難しいようなら10日に1回、とにかくまめに受診をとのことだった。

このころから微妙に胸焼けというかむかつきというか、

軽いつわりのような症状が出てきた。

つわりがあるということは中の人は元気なんだと思うことにした。

懸命に生きようとする2mmを数秒見ただけで

前回から抱えていた不安も心配も吹っ飛んだ。

あの爽快感は忘れられない。

ちなみに、前回受けた子宮がん検診の結果は陰性、問題なし。

 

前回よりずっといい気分で次回の受診について上司と相談した。

この診察から10日ほど後に半日休暇をいただいて午前中通院し

その後出勤するという予定を立てた。

但し、万が一再診予定の日までに何か非常事態が発生した場合は

ご迷惑をおかけすることになるかも知れない、ということは伝えておいた。

ポジティブであってもリスクの高い妊婦であることには変わらなかったからだ。